カーリースコラム

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2021/10/19

シンガポールの車両価格事情(COEについて)

こんにちは。東京センチュリーシンガポール、カーリースチームです。

今回はシンガポールで車を使用する際に必ず知っておきたいCOEについてご紹介させて頂きます。

【アジェンダ】

(1) シンガポールの車両価格事情

(2) COE (Certificate of Entitlement) とは?

(3) 仕組みは?

(4) その他車両関わる各種維持費

(5) 最後に

(1) シンガポールの車両価格事情

COEについてご説明する前にまずはシンガポールの車両価格の構成についてご紹介させて頂きます。多くの方がシンガポールは物価の高い国という印象はお持ちだと思いますが、車両価格に関しては他の国と比較して、飛び抜けて高額です。

例えば、一般的な5人乗り乗用車である、トヨタ カローラ アルティス 1.6L。

【車両価格】

  • 日本:約250万円
  • シンガポール:約900万円 (S$110,888)

(ともに2021年10月現在)

その差は約3倍以上であり、シンガポールの車両か価格の高さが分かります。

この価格差を生みだすシンガポールの車両価格構成はどのようになっているのかを各項目に分解してみていきましょう。

  • COE(後ほど紹介します): $48,000 (Category A)
  • OMV(車両本体価格): $19,430
  • ARF(追加登録料:本体価格の100%): $19,430
  • Excise Duty(関税:本体価格の20%):$3,890
  • GST(消費税:本体価格+関税の7%):$1,640
  • Registration fee (車両登録料): $220
  • ディ―ラー手数料:$18,278

合計:$110,888(約900万円)

上記からお分かりいただけるようにシンガポールの車両価格は各種税金の積み重ねによって高額なものとなっています。

その中でも本体価格の2倍以上するCOE(Certificate Of Entitlement)とは何かについて下記ご紹介させて頂きます。

(2) COE (Certificate of Entitlement) とは?

COEとはシンガポールで登録する全車両に必要とされる車両所有権証書のことです。

これは1990年に当時のベルギーからシンガポールが導入した制度であり、シンガポールは東京23区ほどの面積のため、交通渋滞等の問題を防ぐため、車両を所有するためにはCOEと呼ばれる「車両を所有する権利証明書」を取得するようにし、政府はこの発行枚数を制限、コントロールすることで、国内を走る車両の数を制限します。

(3) 仕組みは?

COEの取得には月に2回行われる入札(オークション)に参加する必要があります。このため、シンガポールでは「2週間に一度車両価格が変わる」という仕組みになっています。

毎回のCOEの発行数には限りがあるため、需要と供給の状況により、COEの価格は大幅に変わります。

COEは車両の排気量や車種などに応じて4つのカテゴリーに分けられており、自分の登録したい車種に応じて入札します。入札は、銀行のATM(個人の場合)またはインターネットバンキング(法人口座での所有の場合)で行うことができ、このCOEの落札により、シンガポールで10年間車両を所有できる権利が与えられます。

COEは10年間の期限がありますが、期限の終了時には、①車両登録の抹消、または②COEを更新するかの2つの選択となります。更新する場合には各車両のカテゴリーに応じてPQPと呼ばれる過去3か月間のCOEの平均価格を支払うことで可能です。何らかの理由でCOEが残っているにも関わらず、登録を解除する場合には、残りの期間に応じてCOEの返金を受け取ることが出来ます。

【COEのカテゴリーについて】

上述の通り、COEは車両の排気量に応じて下記4つのカテゴリーに分けられており、この4つのカテゴリーから自分の登録したい車種に応じたCOEに入札します。

①CATA: 乗用車1,600CC以下

②CAT B: 乗用車1,600cc 以上

③CAT C: 商用車(バンやトラック) 及びバス

④CATE: Open(どのカテゴリーにも使えるCOE)

【Reference】 SG Car Mart: https://www.sgcarmart.com/news/writeup.php?AID=70

この4つのカテゴリーから自分の登録したい車種に応じたCOEに入札します。

(4) その他車両関わる各種維持費

車両購入後も日本と同じくシンガポールでも様々な維持費がかかってきます。

  • 車両保険料
  • メンテナンス
  • 道路税
  • ガソリン代
  • 駐車場代等

(5) 最後に

以上、シンガポールで車両を所有するためにかかる費用のご紹介でした。

所有となると、費用は勿論COEの取得~登録まで多くの手続きを必要としますが、弊社のようなリース会社をお使い頂ければこのような手間も省くこと出来ますので、車両の調達をシンガポールで検討されている方は是非弊社にお問合せ頂ければ幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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