2026/07/14
【最新!2026年版】シンガポールの運転免許証発行手続きについて(BTT最新情報)

こんにちは!東京センチュリーシンガポール、カーリースチームです。
シンガポールでの生活やビジネス、日々の移動手段の確保にお困りではありませんか?「車を持ちたいけど、手続きが大変そう」「メンテナンスや税金、保険の管理が面倒」「BTTとはいったい何?」といったお悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
東京センチュリーシンガポールは、皆様の快適なカーライフをサポートするサービスをご提供しています。煩雑な手続きや車両メンテナンスをすべてお任せいただけるので、お仕事やプライベートをより快適に過ごしていただけます。
このコラムでは、最新の自動車事情から、知っておきたい交通ルール、カーライフをより快適にするヒントまで、シンガポールでの「車」に関する役立つ情報を定期的にお届けしていきます。
今回は、毎回好評のシンガポールでの運転免許証発行の手続きについて2026年の最新版!をお届けいたします。
【目次】
1.シンガポールで運転するための免許について
2.2026年に特にお伝えしたいポイント
3.申し込みから、取得までの流れ
4.運転免許証発行申請手続きから受け取り
5.最後に
【1.シンガポールで運転するための免許について】
シンガポールで車を運転する場合、滞在期間によって必要となる免許が異なります。
日本で取得した運転免許証をお持ちの方は、シンガポール入国後12か月以内であれば、日本の運転免許証と有効な国際運転免許証を携帯することで運転することができます。
一方、シンガポールに12か月を超えて滞在する場合は、国際運転免許証では運転できなくなるため、日本の運転免許証をシンガポールの運転免許証へ切り替える必要があります。
免許の切り替えに必要となるのが、Basic Theory Test(BTT)です。BTTは、シンガポールの交通ルールや道路標識、交通マナーなどの基本知識を確認する学科試験で、四択形式で実施されます。運転技術を評価する試験ではないため、事前にしっかりと学習しておけば十分に合格を目指すことができます。
BTTに合格した後は、必要書類をそろえて免許切り替えの申請を行い、審査が完了するとシンガポールの運転免許証が発行されます。
この記事では、2026年最新の情報をもとに、BTTの受験方法から免許切り替えの流れ、必要書類までを分かりやすくご紹介します。これからシンガポールで車の運転を予定されている方は、ぜひ参考にしてください。
【2.2026年に特にお伝えしたいポイント 】
~よくある勘違い~
最近、お客様から「ドライビングセンターで案内されたパッケージを申し込んだところ、BTTだけでなくFTT(Final Theory Test)に向けた講習や模擬試験まで受講することになり、想定以上に時間と費用がかかってしまった」というお話を伺うことがありました。
日本の有効な運転免許証をお持ちで、シンガポールの滞在資格(EP・DP・S Passなど)を持っている方については、シンガポールの運転免許証への切り替えに必要なのはBasic Theory Test(BTT)の合格です。通常の、免許取得を目的としたFTTや実技教習を受ける必要はありません。
一方で、ドライビングセンターのHPの掲載方法によっては、一般的な運転免許取得に必要な講習や模擬試験などが一度に表示され、自分で必要なものを選択してBTT受験に進む場合があります。そのため、必要な内容をよく確認せずに申し込むと、本来は不要な講習や試験まで受講してしまうケースもあるようです。
もちろん、講習を受けること自体は交通ルールを学ぶうえで有益ですが、「日本の運転免許証からシンガポールの運転免許証への切り替え」が目的であれば、外国免許からの切り替え手続きであることを伝え、BTTのみを受験したい旨を、申し込み時にドライビングセンターへ確認することをおすすめします。
ドライビングセンターによって受験までの流れが異なる点にも注意
シンガポールには、BTTを受験できるドライビングセンターが3か所あります。

どのドライビングセンターで受験しても、BTTの試験内容や合格基準は同じです。しかし、BTT受験までのプロセスはセンターによって異なります。
例えば、センターによってはオンライン(Zoomなど)での講習やe-Learningの受講が求められたり、センター内で実施される模擬テストや評価をクリアしてからでないと、本試験(BTT)の予約ができない仕組みとなっている場合があります。
そのため、同じBTTに合格することが目的であっても、利用するドライビングセンターによって、来校回数や免許切り替えまでにかかる期間が異なることがあります。
これから受験を予定されている方は、「どのような受講プロセスになっているか」「来校は何回必要か」といった点も事前に確認したうえで、ご自身のライフスタイルに合ったドライビングセンターを選ぶことをおすすめします。
【3.申し込みから、BTT合格までの流れ 】
シンガポールでBTT(Basic Theory Test)を受験する際は、まずドライビングセンターを選ぶことから始まります。
STEP1 ドライビングセンターを選ぶ
シンガポールには、BTTを受験できるドライビングセンターが3か所あります。
- ComfortDelGro Driving Centre(CDC)
- Bukit Batok Driving Centre(BBDC)
- Singapore Safety Driving Centre(SSDC)
自宅や職場からのアクセスだけでなく、受講方法や来校回数もセンターによって異なるため、事前に各センターのウェブサイトで確認することをおすすめします。
STEP2 アカウント登録・BTTの申し込み
受験するドライビングセンターが決まったら、オンラインで申し込みを行いアカウント登録をします。基本的にはアプリからアカウントでログインし予約などはすべてアプリを通して行います。
日本の運転免許証からシンガポールの運転免許証へ切り替えることが目的の方は、申し込み時にForeign Driving Licence Conversionであることを伝え、自分に必要な手続きを確認しておくと安心です。
また、EP(Employment Pass)・DP(Dependant’s Pass)保持者と、S Pass・Work Permit保持者では、BTT受験までの手続きが一部異なる場合があります。S Pass・Work Permit保持者は、最初に視力検査を受けなければ次の手続きへ進めないため、ご自身の在留資格に応じた受験の流れを事前に確認しておくことをおすすめします。またセンターによっては、オンライン講習(e-LearningやZoom講習)の受講やセンター内で実施される模擬テストをクリアしないと次の予約プロセスに進めないようになっているようです。
STEP3 BTTに向けて学習する
BTTでは、シンガポールの交通ルールや道路標識、安全運転に関する基礎知識が出題されます。市販の問題集やアプリの練習問題を活用しながら学習を進めることで、十分に合格を目指すことができます。また、センターによっては模擬試験を受験できるため、本番前の力試しとして活用するのがおすすめです。
STEP4 BTTを受験する
試験当日は、予約時間に合わせてドライビングセンターへ向かいます。本人確認後、コンピューターを使用した選択式の試験を受験します。試験時間は限られていますが、落ち着いて問題を読めば十分に対応できる内容です。
STEP5 結果を確認する
試験終了後は、その場で結果が画面に表示されます。
合格した場合は、BTT合格後の案内に従って、運転免許証発行申請の手続きを進めます。不合格だった場合でもすぐに再受験の予約が可能ですが、次の試験日の空き状況によって次の受験まで2週間以上空くこともあるようです。また再受験のたびに、受験料が再度かかります。時間に余裕を持ってスケジュールを立てておくと安心です。
BTTは決して難易度の高い試験ではないものの、英語での表現などになれておくことが合格へのに鍵です。また、受験までの流れや必要なステップはドライビングセンターによって異なるため、事前に受講プロセスを確認し、計画的に準備を進めることがスムーズな免許切り替えへの近道です。
【4.運転免許証発行申請手続きから受け取り】
合格後はhttps://go.gov.sg/greenlanepilotfdlconversionから、必要な情報と必要書類の写真をオンラインで提出します。申し込み時に提出を求められる書類は以下の3点です。
- 日本で発行された免許証の表裏
- 長期滞在パス(EP、DP、S-passなどのFinカード)の裏表
- 国際免許証、持っていない場合は自動車運転免許証抜粋証明(日本で取得した免許証の日本語訳)
自動車運転免許証抜粋証明(日本で取得した免許証の日本語訳)については、事前に日本大使館にて取得可能です。しかしオンラインでの申請と本人の来館予約が必要となります。ドライビングセンターに申し込むのと同時進行で取得されるのがスムーズかもしれません。
申し込みが済むと、数日以内に申請受理の通知と「Traffic Police Headquarters」への来館予約案内が登録メールアドレスに届きます。
当日場所と持ち物
- 場所: Traffic Police Headquarters(10 Ubi Ave 3, Singapore 408865)
- 必要書類: 予約完了メールに記載されている書類一覧を必ず確認し、持参してください。
- 手数料:SGD 50 ※ 現金は使用不可です。クレジットカードまたはNetsでの決済のみ対応しています。
- パスポートサイズの顔写真 Traffic Police Headquarters近くのComfortDelGro Driving Centreの1階が一番近い証明写真機かも知れません。事前に用意しておくことをお勧めします。
当日は、指示に従い、必要書類への記入と必要な書類の提出、支払いをすればその日から運転が可能になります。Singpassアプリには当日中に「デジタル免許証」が反映され、実物のプラスチック免許証は、申請から約10日前後で自宅に郵送されます。
【5.最後に】
今回、2025年に筆者が運転免許証を取得した際と比べて、手続きの大きな変更はありませんでした。
一方で、ドライビングセンターによってBTT受験までに必要な手続きが分かりにくいという声や、ご自身のシンガポールでの滞在資格(EP・DP・S Pass・Work Permitなど)によって必要な手続きが異なることをご存じない方も少なくありません。
そこで本記事では、実際に手続きを進める際に迷いやすいポイントや、事前に知っておくとスムーズに進められる注意点を加えてご紹介しました。
BTT受験から運転免許証取得までの流れや、各手続きの詳細については、筆者の実体験をもとにまとめた「【2025年版】シンガポールの運転免許証発行の手続きについて」で詳しく紹介しています。あわせてご覧いただき、少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。