カーリースコラム

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2022/05/26

シンガポールの運転免許について

こんにちは。東京センチュリーシンガポール、カーリースチームです。

今回はシンガポールの運転免許についてご紹介させて頂きます。

【アジェンダ】

(1) はじめに

(2) 必要な手続き、手順

(3) 最後に

(1)はじめに

日本の運転免許、または国際免許を持っている場合、シンガポールでの筆記試験BTT(Basic Theory Test)に合格すると、シンガポールの免許に切り替えること(Conversion)が可能です。※実務経験は不要

よりスムーズに免許を切り替えられるのは、日本を出る前に日本の運転免許証を国際免許に発行してもらうことです。しかし、国際免許証を取得していなくとも、日本の運転免許を持っていればシンガポールで免許の切り替えはできます。

筆者はまさに「国際免許証を取得すること」をすっかり失念していたため、在シンガポール日本大使館へ行って、日本の免許証の翻訳証明書を発行してもらいました。(翻訳証明書=国際免許証の扱いとなります。)

※シンガポール滞在が12ヶ月未満の方は、シンガポールの免許証に切り替える必要はありません。有効な国際免許証があればすぐに運転することができます。

(2)必要な手続き、手順

シンガポールで就労または留学中の方(例えば、Employment Pass, Student Pass, Work Permit 等所持者)は、日本の運転免許証をシンガポールの運転免許証に切り替えることができます。

なお、日本の運転免許証は、Employment Pass, Dependent Pass, Work Permit, PR, Student Pass 等の滞在許可が発行された日より6ヶ月以上前に取得されたものでなければなりません。

BTT(Basic Theory Test)はシンガポールの車線や標識、交通ルールの基本知識に関する理解力のテストです。合格には50問中45問正解しなければならず、シンガポールの車線表示・標識について勉強する必要があり、日本の一般常識だけではなかなか難しい試験です。筆者も数ヶ月勉強し、なんとか合格しました。(他の方は簡単に合格されているので、個人差があります)

なお、試験は英語・マレー語・タミル語の3言語のいずれかのため、英語での表現に慣れておかなければならないのが苦労した点です。

BTT テストに合格した方は、交通局 Traffic Police Department (No.10 Ubi Avenue 3)に本人自らが赴き、申請書とともに以下のものを提出する必要があります。

・パスポート原本

・①パスポートの写真ページ②パスポートの最新の入国日のページのコピー

・EPのカード原本

・EPの①表面 ②裏面のコピー

・国際免許証原本

・国際免許証のコピー

・ピンクの申請用紙

・証明書用顔写真1枚

Traffic Police Department では入口で番号札を発券し(Conversion 免許切り替え)を受け取り、待合室で自分の番号が呼ばれるまで待ちます。タイミングや時間帯にもよりますが、筆者は2時間ほど待ちました。

カウンターで上記の必要書類を提出し、与えられた用紙に住所などを記入し、完了です!

(3)最後に

飲食や屋外活動等の人数制限がなくなり、シンガポールへの入国にPCR検査が不要になったり、国内だけでなく国境間の移動も緩和され、お隣のマレーシアへの入国も可能になりました(前コラム「マレーシアへ隔離・検査なし陸路入国開始」記載)。

ぜひ、お車が必要になった際には東京センチュリーのカーリースをご検討ください。

シンガポールのルールは日々アップデートされるので、最新情報をご確認の上、本コラムはご参考までにお読みいただければと思っております。

※本コラムは、在シンガポール日本大使館のWebページを参照しています。

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